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写真:アーミッシュ・アサティエ
タッチスクリーン搭載のMacBookが欲しい人には朗報です。開発者グループが、ハードウェアコストをわずか1ドルに抑える方法を考案しました。
このプロセスには、ノートパソコンのウェブカメラ、ミラー、そしてプログラミングが必要です。まだ概念実証段階ですが、その可能性は十分に感じられます。
開発者の一人、アミッシュ・アサティエ氏は、基本原理を次のように説明した。「斜めから見た表面は光沢があるように見える傾向があるため、指が表面に触れているかどうかは、指自身の反射に触れているかどうかを確認することで判断できます。」

写真:アーミッシュ・アサティエ
ソフトウェア
研究チームは、チームメンバーのケビン・クォック氏が開発したアプリケーションを使用しました。このアプリケーションは、MacBookの画面に映った指とその反射を検出し、両者の距離を測定します。また、キャリブレーション処理を経て、ディスプレイ上の指の位置を特定することもできます。
ギレルモ・ウェブスター氏とローガン・エングストロム氏も、彼らが「プロジェクト・システィーン」と名付けたプロジェクトの開発に携わっていました。
ハードウェア
このプロジェクトに必要な道具は至ってシンプルです。鏡、ドアの蝶番、そして紙と接着剤だけです。
開発者が投稿した動画を見ると、実際のタッチスクリーンほど速くも正確でもないものの、実際に動作していることがわかります。指の動きをマウスの動きに変換し、簡単な描画、画面上のボタンの押下、画像内でのパン操作などが可能です。
あなたの夢のタッチスクリーン MacBook ですか?
Project Sistine が実際に製品として出荷されるかどうかは、まだ疑問です。
しかし、もしかしたらこれが唯一の選択肢なのかもしれません。Appleのデザイン責任者であるジョナサン・アイブ氏は、同社のノートパソコンとiPadのカテゴリーを統合するために、MacBookにタッチスクリーンを搭載するつもりはないと明言しています。
クパチーノは、キーボードとトラックパッドを統合する様々な方法を検討しています。これにより、ユーザーは非常に大きなタッチ面を利用できるようになります。ただし、タッチスクリーンではありません。