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アップルは水曜日、12月四半期決算を発表し、ウォール街の予想を上回った。景気低迷の打撃を受けたテクノロジー業界の他の企業とは対照的に、カリフォルニア州クパティーノに本社を置く同社は、四半期売上高が101億7000万ドルとなり、投資家の予想97億4000万ドルを上回ったと発表した。
「消費者がいなくなったにもかかわらず、アップルは記録的な四半期売上高を報告した」とシンクエクイティのアナリスト、ビジェイ・ラケシュ氏は木曜朝、顧客に語った。
Appleは、12月のMacの販売台数が250万台に達したと発表しました。これは2007年の同時期と比べて9%増加したことになります。その多くは、10月に発売された新型MacBookによるものです。2007年はiMacの刷新によりデスクトップパソコンの販売が伸びましたが、2008年にはAppleは新型アルミ製ユニボディMacBookを発表し、エントリーレベルの白いプラスチック製MacBookを値下げしました。
アップルによると、新しいポータブル製品の登場により、ノートパソコンの売上は2007年比で34%増加した一方、デスクトップパソコンの需要は25%減少した。同社はMacBookの売上で25億1000万ドル、デスクトップパソコンの売上で10億4000万ドルの利益を上げた。
ラケシュ氏は、12月のPC販売が20~25%減少する中で、Macの売上が伸びたと指摘した。
新型MacBookの発売によりMacの売上が急増すると予想されていたものの、Appleはポータブルメディアプレーヤーの売上が急上昇したと報告した。この分野は横ばい状態にあると多くの人が考えていた。
アップルは、iPodの販売台数が2,270万台に達したと発表した。これは9月比100%増となる。市場コンセンサスは1,800万台から2,200万台と予想していた。
iPhoneの販売台数はわずか460万台で、市場予想の500万台を下回り、9月の690万台販売数からは程遠いものとなった。
今後、アップルは76億ドルから80億ドルの利益を上げ、2009年度通期では約350億ドルの利益を上げる可能性があるとアナリストは書いている。