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教皇がiPadを持っていることは周知の事実ですが、教皇でさえ機種変更をするものです。私たちごく普通の、恵まれない人間は、機種変更したiPadを家族に譲ったり、Craigslistで売ったりすることが多いのですが、教皇の古いiPadはそのままオークションに出品され、なんと3万500ドルという驚異的な価格で落札されました。
オークションは今週初めに行われ、集まったお金はウルグアイの恵まれない子どもたちのための学校に寄付されました。落札者は匿名ですが、アルゼンチン出身であることは分かっています。オークション主催者によると「彼は熱心なカトリック教徒だと思います」とのことですが、これは確かな推測です。
教皇のiPad自体は、神の使者自身が毎日触っていたという点を除けば、それほど特別なものではありませんでした。アップグレード(おそらくiPad Airに)する前は、iPad 4(Retinaディスプレイ搭載、モデル番号MD526TY/A、つまり32GB Wi-Fi + Cellularモデル、ホワイト)を使っていました。どうやら教皇は、iPadをフル活用するのは聖人としてふさわしくないと考えていたようです。
iPadには正規品証明書が付属し、背面には「His Holiness Francis(フランシスコ法王)」の文字が刻印されていました。ロジクールのキーボードも付属していました。どうやら教皇は予測入力が苦手だったようです。
出典: MarketWatch