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AppleのiOSデバイス、特にiPhone 4とiPhone 4Sは、ほんの少しの落下でもディスプレイが粉々に砕け散ってしまうことで有名です。しかし、同社の特許出願によると、将来のiPhoneには、地面に落ちた際に割れるのを防ぐ高度なエアバッグシステムが搭載される可能性があるとのことです。
PatentlyAppleが公開したこの特許は、iPhoneなどの携帯機器の割れにくいガラスに関する複数のソリューションを説明しています。その一つとして、Appleは本体とディスプレイの間に「ショックマウント」を備えたデバイスを想定しており、デバイスの落下を検知すると自動的に膨張します。PatentlyAppleは次のように報じています。
Appleの特許図5は、ハウジングとカバーガラスの断面図を示しており、その間に調整可能なショックマウント505が配置されています。調整可能なショックマウントは、流体507で満たされた膨張可能なブラダー506で構成できます。調整は、ブラダーと流体の材料の選択、膨張量の変化など、様々な方法で行うことができます。うーん、携帯機器用のエアバッグのようなものだと想像してみてください。
さらに、Apple はこのソリューションのもう 1 つの利点として、防水シールを導入することでデバイスの内部コンポーネントを水による損傷から保護できることを示唆しています。
Appleの特許に記載されている他の解決策には、最新のiOSデバイスで既に使用されている、ゴリラガラスとして知られるアルミノシリケートガラスが含まれています。PatentlyAppleによると、クパチーノのAppleは、ガラスの耐衝撃性を高めることで知られるソーダライムやホウケイ酸塩などの他のガラス素材も採用できる可能性があるとのことです。
これまで何台ものiPhoneを落として壊してしまった経験があるので、膨らませるエアバッグ(または同等の機能)で保護してくれるデバイスは、私にとってまさに夢のようです。あなたはどうですか?