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写真:Ste Smith/Cult of Mac
iPhoneは爆発的に売れている。iPadはタブレット市場のトップに君臨している。しかし、HomePodは全く異なる状況だ。市場調査会社によると、Appleのスマートスピーカーは今年第1四半期の世界市場シェアをわずかしか獲得していない。
アマゾンが最大のシェアを占めていることは驚くことではありません。しかし、かつてのように市場を独占しているわけではありません。
調査会社Strategy Analystsによると、Appleは今年最初の3ヶ月間でHomePodをわずか60万台出荷したという。それでも、Appleは世界第4位のスマートスピーカーブランドとなった。
HomePodの発売時の売上
もちろん、Appleはスマートスピーカーを今四半期半ばに発売したため、1月全体と2月の一部の売上を逃しました。一方で、HomePodは数ヶ月前に事前発表されていたため、当初は購入者が殺到した可能性が高いでしょう。第2四半期の業績は、長期的な見通しをより正確に示すものとなるでしょう。
初代HomePodのレビューは賛否両論です。音質は高評価を得ましたが、Siri音声アシスタントの 性能が物足りないという苦情が頻繁に寄せられました。競合製品がはるかに低価格であることを考えると、349ドルという価格も物議を醸しています。
アマゾンがトップ、次はグーグル
競争について言えば、アマゾンは1月から3月にかけてEchoスピーカーを400万台販売し、世界市場の43.6%のシェアを獲得した。
2位はGoogle。出荷台数240万台でシェアは26.5%となった。
昨年の今頃、スマートスピーカー市場はAmazonが圧倒的な81.8%のシェアで圧倒的なシェアを誇っていました。しかし、Googleが力強く台頭し、出荷台数は前年比709%増となりました。HomePodの売上も、Alexaの地位を奪うのに多少貢献しました。

写真:Strategy Analytics
Googleの急速な成長は、この市場が成熟には程遠いことを示しています。そして、このカテゴリー全体が流動的です。「今日のスマートスピーカーは決して完成品ではありませんが、消費者の想像力を捉えており、今後数年間でデザイン、機能、そして関連するユースケースが急速に進化していくでしょう。そう遠くない将来、キーボード、マウス、タッチスクリーンといった既存の方法に加えて、音声がテクノロジーインタラクションの標準的な手段となる時代が到来することは明らかです」と、Strategy Analyticsのバイスプレジデント、デビッド・マーサー氏は述べています。