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運転者がスマートフォンをいじればいじるほど、交通事故に巻き込まれる可能性が高くなることは、恐ろしいほど明白になっています。しかし、道路から目を離すことさえも問題になり得ます。そこでスロバキアに拠点を置くSygicは、iOSのターンバイターンナビゲーションアプリにヘッドアップディスプレイモードを追加しました。このモードは、ドライバーの視線を道路に集中させることで、この問題を軽減しようとしています。
HUDモードには特別な技術は一切ありません。ナビゲーション情報を大きく見やすい形式で表示するだけです。iPhoneまたはiPadを車のダッシュボードに置くだけで、iPhoneの画面がフロントガラスに反射してHUDが作られます。
これは、Garminの新しい150ドルのHUDデバイスと同じ原理で動作します。GarminアプリまたはNavigon(同じくGarmin傘下)アプリから情報を再フォーマットします。しかし、大きな違いが2つあります。SygicのHUDモードは5ドルと、はるかに安価です。そしてもちろん、iDeviceは本来この用途向けに設計されていないため、フロントガラスにしっかりと固定できないという問題があります。また、宣伝どおりに機能するかどうか、特に変化する状況下で実際に機能するかどうかという疑問もあります。Garminのデバイスは、特殊な表面加工が施された透明ステッカーを使用して反射させており、変化する照明に合わせて調整できるよう特別に調整されています。
それでも、5ドルは150ドルよりかなり安いです。もし既に30ドル(米国版)のアプリをお持ちなら、HUDモードが無料で使えるので、試してみる価値はあるでしょう。
出典:シジック