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ウォルマートは、今年後半に新たに拡大する家電製品販売の一環として、AppleのiPadを取り扱う可能性がある。この動きはタブレット端末の売上を伸ばす可能性があるが、世界最大の小売業者がiPadに力を入れるという噂は、Appleが既に需要への対応に苦戦しているという懸念が広がる中でのことだ。
「今年後半にはiPadを販売できると予想しています」と、ウォルマート米国本社のエンターテイメント担当副社長、ゲイリー・スティーブンソン氏はブルームバーグに語った。小売大手のベスト・バイはすでにiPadを販売しているものの、アップルはiPadの販売パートナーを公式に発表していない。
ウォルマートは本日後半に家電製品の販売を拡大し、ベスト・バイに倣おうとしている。販売実績によると、家電製品はすでにウォルマートの売上高の13%を占めている。
iPadの販売台数は既にiPhoneの発売台数を上回っています。Appleは先日、発売以来100万台以上のiPadを販売したと発表しました。報道によると、iPadは発売と同時に売り切れてしまうようです。ブルームバーグの調査によると、13都市でiPadの在庫が底をつき、小売業者が顧客名を「通知」リストに追加しているという報告もあります。「Appleは製造できるiPadをすべて売り切っている」と、パイパー・ジャフレーのアナリスト、ジーン・マンスター氏は述べています。
AppleがiPadの海外からの注文受付を開始する中、ヨーロッパでも供給不足が顕在化している。「iPadの需要は桁外れに高まっています」と、英国のApple広報担当者は述べた。供給の逼迫ぶりは、英国およびヨーロッパで最近注文されたiPadの出荷が6月7日まで待たされたことからも明らかだ。
[9to5Mac、BusinessWeek、PocketLint経由]