iOSユーザーはiCloudの準備を整えており、すでにAndroidよりも多くのメディアをストリーミングしている

iOSユーザーはiCloudの準備を整えており、すでにAndroidよりも多くのメディアをストリーミングしている

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iOSユーザーはiCloudの準備を整えており、すでにAndroidよりも多くのメディアをストリーミングしている
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画像提供:iPhoneFAQ
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AppleがiCloudを6月6日にリリースすると発表したのは、まさに絶好のタイミングだ。iOSデバイスのユーザーは音楽や動画を頻繁に利用し、Androidや他のモバイルOSよりも多くのメディアをストリーミングしている。そしてiCloudの登場によって、その差はさらに広がるばかりだろう。

これはインターネット調査会社ニールセンが発表したデータで、同社が火曜日に発表した報告書によると、iOSユーザーの46%が過去30日以内にオンラインで音楽やラジオをストリーミングした。これに対し、Androidでは43%、Windows Phone 7では39%、BlackBerryでは24%だった。

同様に、iOSユーザーの37%が過去30日以内にデバイスで動画をストリーミングしており、Androidは35%でこれに次ぐ。AppleのiOSプラットフォームは、オンラインゲーム、音楽、アプリのダウンロードにおいても他のモバイルプラットフォームをリードしている。

カリフォルニア州クパティーノに本社を置くアップルは、火曜日の早朝、CEOのスティーブ・ジョブズ氏が来週開催されるWWDCでiCloudを発表すると発表した。報道によると、このサービスはユーザーのiTunesミュージックコレクションをストリーミング配信するとのこと。ストリーミング配信への参入は遅れたものの、AmazonとGoogleが既によりシンプルなクラウドベースのストレージロッカーを発表しているため、iCloudの登場は広く期待されていた。

米国スマートフォン市場の覇権をめぐっては、三つ巴の膠着状態にあるようだ。しかし、Appleファンにとっては、新たなレポートによると、Androidの人気上昇は36%で停滞しているようだ。2010年6月の15%から1年間上昇を続けてきたGoogleのオープンモバイルOSは、2月から4月にかけて安定している。

おそらくもっと重要なのは、インターネット調査会社ニールセンのレポートによると、Appleのスマートフォン市場シェアが過去3ヶ月で26%となり、1年前の水準に非常に近づいたことだ。BlackBerryユーザーもこの調査結果から学ぶべき点がある。RIMのシェア低下は鈍化しつつあるようで、米国市場のシェアは22%から23%となっている。