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写真:Infowars
今週初め、アップルはインフォウォーズの6つのポッドキャストのうち5つをiTunesとポッドキャストアプリから削除したが、同社のアプリをApp Storeに残すことを決定した。
Appleは声明の中で、App Storeで「あらゆる視点」が表現されることを今後も支持するとしながらも、引き続き状況を検討していくとしている。
AppleはBuzzFeedへの声明で、「App Storeで表現されるあらゆる視点を、アプリが異なる意見を持つユーザーを尊重し、明確なガイドラインに沿っている限り、強く支持します。これにより、App Storeはすべての人にとって安全なマーケットプレイスとなります」と述べた。「私たちは引き続き、ガイドライン違反のアプリを監視しており、ガイドラインに違反し、ユーザーに有害なコンテンツを発見した場合は、これまでと同様に、当該アプリをストアから削除します」
Appleは、オルタナ右翼の陰謀論者のコンテンツがFacebook、YouTube、Spotifyから削除されたのと同じ日に、Infowarsのポッドキャストを削除した。
AppleはInfowarsを「ヘイトスピーチ」に当たると示唆したにもかかわらず、同社のアプリをApp Storeから削除しませんでした。その結果、アプリの人気は急上昇し、ダウンロード数に基づくApp Storeのランキングで上位にランクインしました。
彼は留まるのか、それとも去るのか?
AppleのApp Storeガイドラインでは、「不快、無神経、動揺させる、不快感を与えることを意図した、または極めて悪趣味なコンテンツ」を含むアプリを禁止しています。また、「宗教、人種、性的指向、性別、国籍/民族的出身、またはその他の標的グループに関する言及やコメントを含む、中傷的、差別的、または悪意のあるコンテンツ、特にアプリが標的の個人またはグループを辱め、脅迫し、または危険にさらす可能性がある場合」も禁止されています。
しかし、Apple の選定プロセスも不透明であることが多いが、通常は慎重な姿勢を取っており、その逆は当てはまらない。
この問題が政治的スペクトルの両極端の人々を動揺させている中、Appleが次にどのような行動を取るのかは興味深い。2016年の大統領選挙を受けて、Appleを含む多くのテクノロジー企業は、「フェイクニュース」とみなされるものを取り締まるよう圧力を受けてきた。