
2013年の世界のスマートフォン出荷台数は前年比41%増の9億9000万台に達し、過去最高を記録しました。そのうちAndroid搭載端末は実に79%を占めました。Androidプラットフォーム史上最低の成長率にもかかわらず、Androidスマートフォンの出荷台数はiPhoneとWindows Phoneを合わせた数の4倍に達しました。
Strategy Analyticsの最新データによると、2013年は「Androidの年」だった。年間成長率は62%に鈍化したものの、それでも世界中で過去最高の7億8,120万台のスマートフォンを出荷した。一方、AppleのiOSデバイス出荷台数は1億5,340万台、MicrosoftのWindows Phone端末出荷台数はわずか3,570万台だった。
その結果、2013年はAppleにとって「忘れたい年」になるとStrategy Analyticsは指摘している。iPhoneの年間成長率は13%に急落し、新型iPhone 5cも期待に応えられなかった。Appleのスマートフォン市場シェアは現在、わずか15%にとどまっている。
マイクロソフトのWindows Phoneは、スマートフォンOSとして確固たる地位を築いているものの、2013年のスマートフォン市場のシェアはわずか4%にとどまった。同社は2014年にこの課題に取り組むとみられている「低価格帯および高価格帯のスマートフォン分野」でのシェア獲得に依然として苦戦している。
2013 年第 4 四半期のスマートフォン出荷台数は、2012 年の同四半期の 2 億 1,700 万台から 34% 増加して 2 億 9,020 万台に達しました。
出典:ストラテジー・アナリティクス
画像: Android Foundry