- ニュース

iPhone が指紋を認識して脈拍を測れるなんてすごいことだと思うなら、どうやら将来衝撃の事実が待ち受けているようだ。
国防高等研究計画局生物技術局のプログラム マネージャーであるジャスティン サンチェス博士は、これらの基本的な生体認証は、将来私たちの体がテクノロジーとどのように相互作用するかについてのほんの始まりに過ぎないと述べています。
「多くの人は、『今の心拍数はこれです』とか『今日は6000歩歩きました』といった情報しか返ってきません」とサンチェス氏は先月のDARPA年次会議で述べた。「そんな情報に誰が関心を持つでしょうか?本当に必要なのは、その情報を活用して、機械とより深く対話できるようにすることです。」
完全なプレゼンテーションは以下からご覧いただけます。
https://youtu.be/UtyZAD_35A4
サンチェス氏は、人とテクノロジーを有意義な形で融合させるためのDARPAの取り組みについて解説します。その大きな部分は神経インターフェースを備えた義肢ですが、将来のユーザーに向けた日常的なアプリケーションもいくつか紹介します。
「Nestのサーモスタットは、よりインタラクティブな性質を持っているため、多くの人に愛されています」と彼は言いました。「Nestは、サーモスタットの温度を上げたり下げたりする方法を学びます。[…] このアイデアをさらに発展させて、サーモスタットがあなたの生理機能と結びついたらどうなるでしょうか?」
彼が提案するサーモスタットは、部屋ではなく体の変化に反応し、身に着けている(あるいは脳に埋め込まれている)センサー装置が暑すぎる、あるいは寒すぎると感知すると自動的に作動する。実際に暑すぎる、あるいは寒すぎると認識してから原始人のように手でサーモスタットを調整するよりも便利かどうかは分からないが、そもそも私はDARPAで働いているわけではない。
この技術はまだ遠い未来のことのように聞こえるが、DARPA はすでにうつ病や PTSD などの精神疾患の治療に頭蓋ハードウェアの開発に取り組んでいる。
もっと小規模な日常的な規模では、神経インターフェースは将来のiPhoneのロックを解除するといった基本的なことを行うことができます。
願わくば、この突飛なサイボーグの未来は、映画『ターミネーター』のオープニングシーンとは似ていないはずだ。
経由:KSL