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写真:マーティン・ハジェック
フランスは間もなくアップルの新しい研究センターを誘致する予定だと、iPhoneメーカーがグルノーブルに新しい研究開発施設を借りる計画だと地元報道が伝えている。
フランスの新聞「ル・ドーフィネ・リベレ」は、アップルの新しい研究所はイメージングセンサーとその改良技術に重点を置くと報じている。同紙によると、アップルのエンジニアたちは1年以上前から、グルノーブルにあるマイクロナノテクノロジーに重点を置く欧州研究センター、ミナテックで秘密裏に研究を進めてきたという。
アップルが最近800平方メートルの施設のリース契約を結んだことを受けて、12名以上の研究者とエンジニアからなるチームはグルノーブルに独自の研究所を設立する予定だ。
この新しい拠点では、Appleの供給パートナーであるSTMicroelectronicsと協力し、約30名のエンジニアが勤務します。彼らは主にiPhoneとiPad用のイメージセンサーの開発に注力します。
iPhoneが世界で最も普及したカメラとなったここ数年、その画像処理能力はAppleにとってますます重要な機能となっています。今年、AppleはiPhone 7 Plusにデュアルレンズカメラシステムを搭載すると予想されており、Appleのデバイスは一眼レフカメラ並みの品質に一歩近づくことになります。