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皆さん、朗報です!Barnes & NobleのiOS向けNookアプリがアップデートされ、Appleの優れたVoiceOVerアクセシビリティ機能とズーム機能に対応しました。これにより、Nook iOSアプリは、視覚障害や学習障害のある方が書籍の音声読み上げを利用できる唯一のiOS電子書籍リーダーアプリであるiBooksと同等の機能を備えるようになりました。
ズームを使用すると、視力の弱い人は、フォント サイズを大きくするだけよりもはるかに高い倍率で画面を見ることができるため、iPad や iPhone の画面の標準サイズでは見ることができないボタン、アイコン、その他のビジュアル インターフェイス システムを使用できるようになります。
新しいアップデート 3.3.0 では、イギリス英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語の新しいサポート、イギリスの電子書籍と雑誌の新しいサポート、そして新しい長い iPhone 5 画面サイズも導入されています。
NOOKやKindleといった電子書籍リーダーは、音声読み上げ機能がなく、依然としてアクセシビリティが低いため、iPadアプリは、デバイスで書籍を読み上げてほしい人にとって理想的なデバイスです。VoiceOverには、学習障害のある人にとって役立つ可能性のある単語ごとまたは行ごとのハイライト機能がありません。これは、あらゆる人々がリーダーアプリをより利用しやすくするための重要な第一歩です。
MacのOS XとiOSの両方に組み込まれているVoiceOver機能は、ボタン、ダイアログボックス、アラートなど、画面上のあらゆるものを読み上げます。視覚障碍者や弱視のユーザーに人気の機能であることが証明されています。
もちろん、今はAmazonのリーダーアプリがこれに追随するのを待っています。アクセシビリティサイト「Maccessibility」は、「これは、視覚障碍のある読者にとって書籍のアクセシビリティを大きく前進させるものです。iOSの主要電子書籍リーダー3社のうち、VoiceOverをサポートしていないのは1社だけです(Amazon Kindleがそうです)。」と述べています。
出典: iTunes App Store
経由: Daring Fireball