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最高の才能を集めたにもかかわらず、『エイリアン』シリーズはここ 30 年ほど、少々苦戦を強いられてきました。
リドリー・スコット監督の『プロメテウス』の前日譚?あれは酷かった。ジョス・ウェドン脚本、映画『シティ・オブ・ロスト・チルドレン』の監督が手掛けた『エイリアン:リザレクション』 ?あれは酷かった。アカデミー賞を複数回受賞したデヴィッド・フィンチャー監督の『エイリアン3』?まあ、個人的にはずっと酷評されてきたが、世間一般の評価は「ひどい」だ。
『第9地区』や近日公開予定の『チャッピー』を手掛けた才能溢れる南アフリカ人監督、ニール・ブロムカンプが、次作『エイリアン』の撮影に起用されることが決定した。ブロムカンプのおかげで、映画のテーマがかなり明確になったと言えるだろう。
1月、ブロムカンプは自身のインスタグラムアカウントに、架空の『エイリアン』続編のコンセプトアートを大量に投稿し始めた。彼自身は、その作品の撮影には雇われていないと語っていた。これは『チャッピー』の撮影現場でシガニー・ウィーバーとアイデアを出し合った結果で、彼が公開したアートには、リプリー(なんと『エイリアン』風のバイオメカスーツを着て!)と、映画『エイリアン2』で顔の半分が焼け落ちた海兵隊伍長のドウェイン・ヒックス(そして『エイリアン3 』の冒頭で殺される)が再現されていた。
リプリーとヒックスが正式に死亡したため、これは『エイリアン:リザレクション』のクローン構想への回帰を示唆しているように思われます。しかし、時が経てば分かるでしょう。もしかしたら、これは『プロメテウス』が『エイリアン』の前日譚であるように、何らかのサイドクエルになるのかもしれません。
いずれにせよ、20世紀フォックスが昨夜(そしてブロムカンプ監督自身もTwitterで)次回作のエイリアンを撮影することを発表し、正式に決定しました。とはいえ、個人的にはまだ興奮しきれていません。ブロムカンプ監督は才能のある監督ですが、エイリアンの呪いにかかってしまった優れた監督も数多く見てきました。
えっと…ということで、正式に次の映画が決まりました。#エイリアン https://t.co/QO5WrH2d6x
— ニール・ブロムカンプ (@NeillBlomkamp) 2015年2月18日
出典: io9