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写真:Apple

ウェアラブル端末は絶対に普及しないと言う批評家は間違っています。IDCの最新データによると、2015年第2四半期だけでウェアラブル端末市場は驚異的な223.2%の成長を遂げ、Apple WatchはFitbitに迫る勢いを見せています。
一方、Android Wear はどこにも見つかりません。
IDCによると、第2四半期はAppleがウェアラブルデバイス市場に初めて参入した四半期であり、3ヶ月間の出荷台数合計360万台を記録し、すでに2位につけている。これはFitbitの440万台にわずか80万台差で、僅かに及ばない。
Appleは市場シェア19.9%で2位に浮上し、Fitbitは24.3%のシェアで首位を維持した。Xiaomiは17.1%のシェアで3位に後退し、GarminとSamsungはそれぞれ3.9%と3.3%で4位と5位となった。
Android Wear搭載のサムスン唯一のスマートウォッチであるGear Liveがもう購入できないことを考えると、Googleのプラットフォームが韓国サムスンのわずか60万台という出荷台数の原動力ではなかったと推測するのは妥当だろう。他のメーカーにも恩恵はなかった。
モトローラ、LG、ASUSなどは31.5%の市場シェアを誇る「その他」カテゴリーに含まれ、他にも多数のウェアラブルメーカーが含まれるが、いずれも単独で60万台以上を販売したことはない。
「公平かどうかはさておき、Appleは他のウェアラブル製品の基準となるでしょう。競合ベンダーはAppleに追いつくか、あるいはAppleより先を行く必要があります」と、IDCウェアラブルチームのリサーチマネージャー、ラモン・リャマス氏は述べています。「Appleが正式にウェアラブル市場に参入した今、今後どのようなウェアラブルデバイスを発売するのか、誰もが注目するでしょう。」
IDCの数字によれば、前四半期に販売されたウェアラブル端末の3台に2台はApple Watchで、同社は今後もその優位性が続くと予想している。一方、Fitbitが製造する「ベーシックなウェアラブル端末」は今後数年間でシェアを失うと予想されている。
Android Wear に関しては、今のところ状況はかなり厳しいようですが、 Motorola 、 Huawei 、さらには TAG Heuer からも魅力的な新デバイスが登場する予定です。