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写真: Apple
AppleがTSMCと共同で米国内に極秘のチップ工場を建設するという100億ドル規模のプロジェクト「Project Azalea」について、多くの話題が飛び交っています。ニューヨークやポートランドに建設される可能性もあると報じられています。しかし、建設場所がどこであろうと、Appleのライバルであり友でもあるサムスンにとって大きな打撃となることが予想されています。サムスンは、現在AppleのカスタムARMチップの大部分を製造しています。
残念ながら、TSMC の CEO 自身がこれを否定したことで、Project Azalea は結局 Apple とは何の関係もない可能性があることが判明しました。
台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニーのCEO、モリス・チャン氏は台北タイムズに対し、プロジェクト・アザレアは現実のものだと語ったものの、アップルの関与を否定している。
米国は検討中の場所の一つです。しかし、これはAppleとは全く関係ありません。
チャン氏はむしろ、新工場はTSMCがクアルコムやNVIDIAといった既存顧客からの受注に応えるのに役立つと主張している。現在、TSMCはフル稼働でも月産6万8000個しか生産できない。これは、AppleがTSMCに生産を依頼するプロセッサ数の200分の1にも満たない。
とはいえ、Appleが具体的に工場建設に関与していないからといって、今回の動きがクパチーノへの対応策ではないというわけではない。TSMCは最終的にAシリーズチップをそこで製造する計画を立てているかもしれない…ただ、まだ確定ではない。
出典: Taipei Times
経由: iDownload ブログ