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写真:Apple
Apple Music Replay と呼ばれる新しい Apple Music 機能により、加入者は 2019 年までのお気に入りの音楽を振り返りながら思い出の旅に出ることができます。
この機能は Spotify の Wrapped 機能と概念的に似ていますが、重要な違いがあります。
Apple Musicのリプレイ
Spotify Wrapped は、1年間の音楽視聴習慣を振り返る年次レポートです。ストリーミング再生時間を確認したり、最も再生した曲やアーティストを確認したり、新しく発見したアーティストをチェックしたりすることができます。
対照的に、Replayは年間を通してアクセスできます。この機能を報じたTechCrunchが指摘しているように、これは年間の概要というよりも「継続的な体験」に近いものです。TechCrunch は次のように述べています。
Apple Music Replayでは、2019年の人気曲のプレイリストに加え、Apple Musicにご登録いただいたすべての年のプレイリストを遡ってお楽しみいただけます。これらのプレイリストはApple Musicライブラリに追加できるので、オフラインでもいつでもストリーミング再生できます。
Appleは毎週日曜日にApple Music Replayのプレイリストと関連データを更新します。つまり、常に最新の視聴習慣が反映されるということです。この新機能を使うには、replay.music.apple.comにアクセスし、「Get Your Replay Mix」をクリックしてください。すると、Appleは登録者向けに、その年に最も再生された曲を集めたプレイリストを生成します。Apple Musicの登録期間によっては、過去の登録期間のプレイリストを作成することもできます。
他の Apple Music プレイリストと同様に、これらの Apple Music Replay プレイリストは共有できます。
Apple vs. Spotify
Apple Music Replayの導入は、AppleがSpotifyに対抗するための試みです。AppleとSpotifyは依然として最も人気のある2大ストリーミング音楽サービスです。プレイリストは、Spotifyがユーザーにアピールしてきた手段の一つです。そのため、Apple MusicもSpotifyに追随しようと努力しています。
Spotifyは最新の四半期決算で、Apple Musicよりも大幅に速い成長を遂げていることが明らかになりました。「市場における当社の競争力については、引き続き非常に高い評価を得ています」とSpotifyは述べています。「公開データによると、Appleと比較して、Spotifyの月間新規加入者数は約2倍です。さらに、月間エンゲージメント率は約2倍、解約率は半分だと考えています。」