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フォーチュン誌のアダム・ラシンスキー氏は近々「 Inside Apple: How America's Most Admired — and Secretive — Company Really Works」というタイトルの本を執筆する予定だ。
本書は、今年初めに執筆され、広く読まれたラシンスキー氏の同名記事を「拡張」したものとなる。シリコンバレーを代表する記者の一人であるラシンスキー氏の新著は、Appleの内情を斬新かつ新鮮な視点で解き明かしてくれるだろう。
AllThingsD は次のように報じている。
ラシンスキー氏は本日のインタビューで、この本の執筆にジョブズ氏の協力は得られなかったが、同社の内部事情を詳しく知ることはできたと語った。
「無許可で本を作るのはもっと大変です」とラシンスキー氏は語った。「しかし、得られるのはAppleが伝えたいメッセージとは関係のない、綿密に取材された情報です。そして、そこには素晴らしい情報が山ほどあります。この会社の価値は、記事以上のものです」
ラシンスキー氏は、Apple に関する多くのよく読まれている記事を執筆しており、その中には、2008 年に Apple CEO のティム・クック氏について執筆した、今ではタイムリーな「スティーブの背後にいる天才: オペレーションの達人がいつか会社を運営できるか?」という記事も含まれています。
Inside Apple は、「Apple がいかにして素晴らしい製品を生み出し、消費者と強い絆を築き、サプライヤーから望むものを得ているか…リーダーシップ、製品デザイン、マーケティングに関する教訓は普遍的であり、自社、キャリア、またはクリエイティブな取り組みに Apple の魔法の一部を取り入れたいと考えているすべての人にとって魅力的な内容である」と謳っている。
著名な伝記作家ウォルター・アイザックソンによるスティーブ・ジョブズの公式伝記は11月に発売予定です。『Inside Apple』の発売日はまだ発表されていません。