Scanner Proは、iPad用の新しいお気に入りのスキャンアプリです。OCR機能も名刺から電話番号を読み取ったりもしません。ただ紙の書類をスキャンして保存、共有、検索するだけ。しかも、美しくシンプルなインターフェースで。
このアプリは実際には旧iPhone版のアップデート版ですが、新バージョン（4.0）はデザインを一新し、ユニバーサルアプリになりました。しかも、新型iPadの5MPオートフォーカスカメラ搭載で、非常に優れたスキャナーとして使えるので、まさにタイムリーなアップデートと言えるでしょう。
実際に紙をスキャンする手順を説明します。アプリを起動するとドキュメントライブラリが表示され、下部に2つのボタンがあります。1つはフォトライブラリから画像をインポートするためのボタン、もう1つはカメラを使用するためのボタンです。写真オプションでは、美しいカスタムの全画面サムネイルブラウザが使用されます（ただし、面倒なことにカメラロールは一番下に表示されるため、毎回スクロールダウンする必要があります）。
さて、次はカメラを使います。カメラビューにはグリッド（オン/オフ切り替え可能）とシャッターボタンがあります。タップして写真を撮ると、iPadをしっかりと保持するまでアプリは待機し、その後写真を撮影します。これにより、手ぶれをほぼ防ぐことができます。撮影が完了すると、処理画面が表示されます。この画面では、紙の端がかなり正確に検出されます。
次はグレースケール化のページです。コントラストと明るさのレベルを設定します。白い紙に黒い文字を印刷する場合は、自動設定で十分です。
完了すると、ファイル名を入力するよう求められ、最初の画面に戻ります。ここから、PDFまたはJPEG形式でEvernote、Dropbox、Googleドキュメントに送信したり、ローカルWi-Fiネットワークで共有したりできます。また、PDFや画像に対応しているアプリケーションでスキャンファイルを開いたり、アプリから直接FAX（FAX！）したり印刷したりすることも可能です。
もっと機能が豊富で、もっと凝ったスキャンアプリも存在します（特にiPad用のDocScan HDや、iPhone用の少し分かりにくいPrizmoなど）。しかし、本格的なスキャン機能に関しては、今のところこれが最高だと思います。しかもたった7ドルで、スキャナーやファックスを買うよりずっと安いです。
