
Instapaper では、読書中にどれだけ気が散ったり、ページをどれだけゆっくり読んだりしても、iPad や iPhone のディスプレイが消えないことに気づいたことはありませんか。一方、iBooks や Kindle では、読むペースが遅いと定期的に画面が暗くなります。Instapaper 開発者の Marco Arment 氏がアプリをかなり調整して画面を消そうとしたにもかかわらず、画面が消えるはずがないからです。
iOSは、一定時間アイドル状態が続くと自動的にディスプレイをスリープ状態にします。Marcoが毎週配信しているポッドキャスト「Build and Analyze」での短いコメントによると、記事閲覧中にページネーションやスクロール機能を使用している間は、タイマーを遅延(無効化ではなく)させるとのことです。そのため、1ページにどれだけ長く時間を費やしても、読んでいる間はスリープ状態になることはほとんどありません。
Instapaperが私のお気に入りの「後で読む」アプリであり続ける理由がここにあります。とてつもなくシンプルで、見た目も素晴らしい(長時間見つめ続けるものには重要です)だけでなく、こうした細かな配慮が満載です。長い記事を読んでいる途中でステータスバーをタップしたことはありませんか?他のアプリはどれもページの先頭に飛ばされて、そのままになってしまいます。Instapaperだけは、本当にそうしていいのか尋ねてきて、もし間違っていた場合は元の場所に戻れるようにしてくれます。
あるいは、ページネーションモード中にスクロールしようとしたことはありますか?あるいは、iPadを傾け続けた結果、意図せず横向き表示になってしまったことはありませんか?こうした問題にも対応しており、Instapaperはモードの切り替えや画面のロックを提案します。
これは、Apple でさえ時々実現できないような細部への配慮であり、私たちはそれを気に入っています。
出典: Build & Analyze