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コムキャストがタイム・ワーナーの買収を検討していることをご存知かもしれません。本日、FCCに提出された合併提案書の中で、コムキャストはAppleのテレビに関する将来的な計画について示唆しています。
これまでの噂以上に何か新しいものが登場するという明確な兆候はないものの、ComcastはAppleがセットトップボックスの開発に取り組んでいると発表しました。AppleとComcastが協議を進めていることを考えると、ケーブル大手のComcastは情報を把握しているはずです。
グーグルやアマゾンのようなハイテク企業がいかにして従来のケーブル業界に脅威を与えているかを詳述する提案書のセクションで、コムキャストは次のような小さなヒントを共有している(強調追加)。
Apple はオンライン ビデオ サービスである Apple TV を提供し、Apple セットトップ ボックスの開発を検討している一方で、Apple タブレットはケーブル サービスの視聴プラットフォームとなっています。
この文言は興味深いもので、オンラインビデオサービスとしての現行のApple TVをセットトップボックスとは区別しています。Appleがアジアで大型テレビパネルを製造しているという噂はありますが、Comcastが上記で言及しているのはそれではないようです。Comcastはおそらく、Appleが現行のセットトップボックスを成熟させるための計画について言及しているのでしょう。
Appleに少しでも注目していれば、同社が新型Apple TVの開発に取り組んでいることは周知の事実です。まるで新型iPhoneが登場するとか、明日は太陽が昇るとか、そういうことを言っているようなものです。しかし、詳細はまだほとんど明らかにされていません。
次期Apple TVはゲーム機能に重点を置き、サードパーティ製アプリも搭載される可能性があるという噂があります。ウォール・ストリート・ジャーナルは先日、AppleがComcastとApple TVをケーブルテレビ契約にさらに連携させる方向で協議していると報じました。例えば、Apple IDを使ってComcastアカウントにログインできるようになるかもしれません。
新しい Apple TV は早ければ今月にも登場すると予想されますが、6 月の WWDC までは新しいものは何も発表されない可能性があります。
出典: コムキャスト
Via: 若林大介