サムスン、アップル向けディスプレイ製造のため200人規模のチームを設置

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サムスンはアップルのiPhone事業のさらなる獲得を狙っている。 — サムスンとアップルが再び親友に。写真：ジム・メリシュー/Cult of Mac
*写真：ジム・メリシュー/Cult of Mac*

アップルがライバルのサムスンに「これぞスパルタ！」とばかりに突き上げ、クパチーノの製造工程から永久に追い出すことを夢見ている人は、ひどく失望することになるだろう。

むしろ、Apple は長年の友敵にこれまで以上に頼りつつあると言える。新たな報道によると、Samsung は iPad、MacBook、そしておそらく将来の Apple Watch 用の新しいスクリーンの製造に専念する約 200 人の従業員からなる独立チームを結成したという。

この動きは、サムスンの最高品質ディスプレイをお得に手に入れられるアップルと、携帯電話販売の落ち込みでディスプレイと半導体事業への依存度がかつてないほど高まっているサムスンの両方にメリットをもたらす。サムスンディスプレイの広報担当者によると、経営強化のため、同社は4月1日付で液晶ディスプレイ部門と有機EL（OLED）部門を分割したという。

サムスンは、次期iPhone向けA9プロセッサチップを韓国の器興工場で生産する予定だ。これにより、アップルが以前台湾積体電路製造（TSMC）に委託していたA8チップの受注を取り戻すことになる。

本日のレポートによれば、Apple は現在、Samsung の部品の最大の外部顧客となっているという。

出典：ブルームバーグ