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以下は、iPad の YouTube アプリから Wi-Fi と 3G の品質の劇的な違いを示すスクリーンショットです。
上のスクリーンショットはWi-Fi経由で動画をストリーミングした時のものです。下は同じYouTube動画を3G経由で再生した時のものです。
スクリーンショットを撮る前にビデオを一時停止し、ほぼ同じポイントでスクリーンショットを撮ろうとしました。
違いは明らかです。Wi-Fi経由だと動画の画質はほぼHDレベル。3G経由だと、1990年代半ばの粗悪なQuickTimeムービーのような画質です。
もちろん、これは新しいことではありません。iPadの大きく美しい画面では、その差がはるかに顕著になるだけです。iPhoneでも以前から同じことが起こっていましたが、小さい画面では画質の違いはそれほど劇的ではありません。
一方、読者からは、Verizon の MiFi が優れているという報告が寄せられています。Verizon のネットワークでは、Wi-Fi と 3G の品質に違いはありません。
最新情報:Ars Technicaで有名な友人Chris Foresmanがコメント欄で指摘しているように、3Gの最高速度はわずか64Kbpsです。「iPhoneで見るとひどいのに、4倍の大きさで見栄えが悪くても不思議じゃないよね?」とChrisは言います。
フォレスマン氏によると、64Kbpsという数字は一般には知られていないものの、Appleの開発者向けドキュメントには記載されているという。AT&Tは制限を設けるとしていたものの、具体的な内容は明らかにしなかった。
3Gにとって64Kbpsは悲惨な速度だ。国際電気通信連合(ITU)の標準化団体によると、3Gは高速移動(車両)アプリケーションでは最低144Kbps、歩行者アプリケーションでは384Kbps、屋内(固定)アプリケーションでは2Mbps(メガビット/秒)のデータレートを規定している。
以下はフルサイズのスクリーンショットです。

