日本の飲食店、iPadをメニューとして使えるようになる [動画]

日本の飲食店、iPadをメニューとして使えるようになる [動画]

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日本の飲食店、iPadをメニューとして使えるようになる [動画]
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私は専門家ではありませんが、ロボットや自動化への強い関心、そして西洋人にとってはよそよそしく冷淡に見えるかもしれない社会規範への厳格な遵守など、日本の一見奇抜な側面の背後には、過密都市の圧倒的な人口密度が深く関わっているのではないかと、しばしば感じてきました。靴箱ほどのアパートと満員電車が溢れるこの国では、得られる唯一のパーソナルスペースは物理的なものではなく、精神的なものなのです。

私がよく例に挙げるのは、レストランに入るという体験です。アメリカでは、店に入ってカウンターに座り、ウェイトレスに料理を注文すると、数分後には料理が運ばれてきます。しかし日本では、注文とウェイターの対応が、まるで不条理なほど疎遠に感じられるほどです。注文はタッチスクリーンか券売機で行い、そこで代金を支払います。その券は、カウンターの後ろで働いている人のトレーに、一言も発することなく置かれ、その人は後ほど、同じように静かに料理を運んで来てくれます。

そこで、Japan ProbeにiPadを使ったセルフオーダーシステムが登場したのを見て、とても興味をそそられました。シャープシステムズが開発したこのシステムでは、日本の飲食店のお客様がiPadのメニューから注文できるため、前述のタッチスクリーン式のオーダーシステムや券売機が不要になります。さらに、機能も充実しており、例えば、ピンチ操作で料理の写真を拡大したり、食材を詳細に確認したりできます。

興味深いですね。日本のような国にはぴったりなのは明らかですが、アメリカの外食産業も、タブレットを動的に自動更新するメニューとして利用するのが必然的な流れなのかもしれません。