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写真:ジム・メリシュー/カルト・オブ・マック
FBIのジェームズ・コミー長官とその支持者たちは、サンバーナーディーノ銃乱射事件でアップルにiPhoneの暗号化を解読させることは一回限りの出来事であり、望ましくない監視への滑りやすい道の始まりではないと主張している。
どうやら誰かが司法省にそのことを伝えなければならないようだ。というのも、司法省は犯罪捜査のためにiPhoneをハッキングできるという考えによだれを垂らしていると報じられているからだ。米国各地でさらに12件の事件でAppleにiPhoneデータの抽出を手伝わせる裁判所命令が提出されている。
FBIとAppleの争いの中心となっている現在の事件と同様に、司法省は「全令状法」を根拠として、ロックされた携帯電話に証拠が含まれている可能性がある場合にAppleにスマートフォンのセキュリティ機能の回避に協力するよう求めている。
興味深いことに、そして当初から多くの人が予想していたことを証明するが、報道によれば、これら12件の事件にはテロ容疑は含まれていない。
幸いなことに、Apple は頑張っており、プライバシー保護の姿勢を放棄するつもりはない。
真面目な話、政府がたった1台のiPhoneをハッキングするだけで終わると考えた人は(おそらくビル・ゲイツ以外に)一人もいなかったでしょう?まさにこの事件が、今年のテクノロジー界の話題として急速に注目を集めている理由です。
出典:ウォール・ストリート・ジャーナル