VMWare Fusion 4.1 リリースにより、Leopard と Snow Leopard の仮想化が可能に

VMWare Fusion 4.1 リリースにより、Leopard と Snow Leopard の仮想化が可能に

  • Oligur
  • 0
  • vyzf
VMWare Fusion 4.1 リリースにより、Leopard と Snow Leopard の仮想化が可能に
  • ニュース
VMware Fusion 4 for Mac

先週、VMwareは人気の仮想化ソフトウェアFusion 4.1のアップデートをリリースしました。このアップデートでは、多くの機能強化とバグ修正が行われています。最大の改善点は、アプリケーションがMac OS X LeopardおよびSnow Leopardの旧バージョンでも動作できるようになったことです。

Fusion が Mac OS X Leopard または Snow Leopard をサポートできることは以前から知られていましたが、Apple のライセンスでは実際にはこれが禁止されています。Apple は Mac OS X Lion のリリースに伴い、Mac OS X のライセンス条件を変更しました。新しいソフトウェアライセンスでは、ユーザーは Mac に Lion のクライアント版またはサーバー版を実行する仮想マシンをインストールして使用できます。Mac OS X の旧バージョンについては何も記載されていないため、仮想マシンで旧バージョンを実行することは依然として許可されていないものと考えられます。どうやら VMWare は、Mac OS X の旧バージョンを仮想化するか否かの決定をユーザーに委ねているようです。ユーザーが Fusion 4.1 で Leopard または Snow Leopard をインストールしようとすると、「オペレーティングシステムが仮想マシンで実行するためのライセンスを持っていることを確認してください」というダイアログが表示されます。[続行] を選択すると、Fusion はオペレーティングシステムのインストールを続行し、続行するかどうかの決定は完全にユーザーの手に委ねられます。
クレジット: Macworld

旧バージョンのMac OS Xでアプリケーションをテストしたい場合、またはPower-PC Rosettaのサポートが必要なアプリケーションを使いたい場合、この必須アップグレードのリリースノートをご確認ください。AppleがVMWareにこれらの旧バージョンのMac OS Xのインストールをブロックさせるような対応をするかどうかはまだ分かりません。インストールできれば開発者とエンドユーザー双方にとってメリットがあるからです。[MacWorld経由]