- ニュース
写真:Ed Hardy/Cult of Mac
ゴールドマン・サックスは、iPhone販売の停滞を懸念する金融機関のリストに自社名を加えた。
「新型iPhoneの最終需要が悪化していることを懸念している」と、ゴールドマン・サックスは顧客向けの最新メモで述べた。同社は、Appleの来年のiPhone生産台数が前年比で6%減少すると予測している。しかし、この大手投資銀行は、予測が早計である可能性を認めている。
ゴールドマン・サックスは「需要の大半が12月下旬に到来することを考えると、状況は容易に改善する可能性があると指摘するが、この警告のタイミングと規模を考えると、より慎重な売り越し予測が正当化されると考えている」と述べた。
少し中立的な見方のように聞こえるかもしれませんが、間違った衝動ではありません。昨年、iPhone Xは需要不足に関する同様の報告に悩まされましたが、Appleがアナリストの見当違いを痛感するまで続きました。しかし、2018年のiPhoneが一部の人々が予想したようなスーパーサイクルを牽引しなかったと指摘したのは、ゴールドマン・サックスが初めてではありません。
iPhoneの販売に関する懸念
先週、ローゼンブラット証券のアナリスト、ジュン・チャン氏は、iPhone XRの実売率が「当初の予想よりも引き続き低迷している」と主張した。金融サービスグループのシティバンクも、AppleのiPhone販売が期待外れに落ち込んでいると示唆した。昨日、Appleアナリストのミンチー・クオ氏は、今後1年間のiPhone XRの出荷台数予想を1億台から7,000万台に引き下げた。
アップルは今月、iPhoneの販売台数の公表を停止すると発表したことで、ウォール街に衝撃を与えた。同社は今後、端末の平均販売価格に重点を置くとしている。これは、販売台数が減速あるいは減少している一方で、販売価格の上昇によってアップルがより多くの現金を得ていることを反映していると考えられる。
それでも、アップルの時価総額は昨日の取引終了時点で、同社が8月にこの節目を達成して以来初めて1兆ドルを下回った。
AAPLは現在193.35ドルで取引されています。ゴールドマン・サックスは目標株価を1株あたり222ドルから209ドルに引き下げました。
企業が慎重になるのは当然のことでしょうか、それとも懸念すべきことでしょうか? ぜひ下のコメント欄であなたの考えをお聞かせください。
出典:CNBC