Speedometer 2.0ではブラウザの速度を計測できます

Speedometer 2.0ではブラウザの速度を計測できます

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Speedometer 2.0ではブラウザの速度を計測できます
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スピードメーター
最新のウェブアプリの応答性のベンチマーク。
写真:Apple

Appleは、ブラウザのウェブアプリの応答性をテストできるベンチマークツール「Speedometer 2.0」をリリースしました。このツールは、Apple、Adobe Systems、Google、KDEなどが共同で開発するWebKitへのAppleの貢献の一環です。

Speedometer 2.0は「ユーザーインタラクション」をシミュレートすることで動作します。基本的には480個のタスクを実行し、ブラウザの速度がこれらのタスクの実行にどれくらいの時間がかかるかを測定し、レポートを提供します。

Apple は 2014 年に最初の Speedometer 1.0 を導入しました。しかし、Apple の説明によると、Web 開発者のエコシステムはそれ以来大きく進化しており、そのため Speedometer 2.0 の導入が必要になったとのことです。

特に、ライブラリ、フレームワーク、そしてプログラミングパラダイムは大きく変化しました。「開発者は現在、新しいサイトを作成する際に、トランスパイラ、モジュールバンドラ、そして最近導入されたフレームワークを一般的に使用しています」とAppleは述べています。「そのため、WebKitとChromiumのエンジニアは昨年から協力し、現在広く使用されているフレームワーク、ツール、そしてパターンをより適切に反映したSpeedometerの新バージョンの開発に取り組んできました。」

Speedometer 2.0の詳細については、こちらをご覧ください。第1世代ツールからの変更点としては、新しいJavaScript APIとライブラリ(ES2015 JavaScript、Babel、TypeScript、Elm、PureScript)のサポートが追加されました。また、速度計算の実行方法も変更されています。

テストを実行することに興味がある場合は、ここで確認できます。