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今年後半にiPhoneをVerizonのCDMAネットワークに導入する可能性のある契約は、価格面で行き詰まっている可能性があると、あるアナリストが火曜日に述べた。UBSによると、CDMAネットワークで動作するiPhoneは2010年半ばまでに登場する可能性があるという。
「CDMA対応のiPhoneも開発中だと考えています」とアナリストのメイナード・J・ウム氏は投資家に語った。しかし、「ベライゾン・ワイヤレスとアップルは現在、価格面で隔たりがある可能性があります」と同氏は記している。アップルはAT&TからiPhone1台あたり平均700ドルを受け取っているのに対し、ベライゾンはモトローラ製のドロイドに450ドルを支払っていると推定されている。
ウム氏によると、CDMA 携帯電話を米国のベライゾン・ワイヤレスの顧客に提供するための契約が締結されなくても、CDMA の iPhone が日本や中国で販売される可能性があるという。
AppleとVerizonの価格紛争に関する噂は、iPhoneがVerizon Wirelessネットワークに登場するという噂を軽視する他のアナリストの見解とも一致する。Kaufman Bros.のアナリスト、Shaw Wu氏は、消費者の主導権をめぐる争いが両社の分裂を招く可能性があると示唆している。AppleとAT&Tの独占契約は7月に期限切れになるとされている。
一方、ウム氏は、Appleがタブレット計画の発表は今月後半まで待たせ、今週のCESでMac ProとMacBook Proのアップデート、そして新型iPod shuffleを発表すると予測した。タブレットに関する期待については、Appleの株価はデバイスの「機能性と魅力」次第で上昇するか下落するかは不明だとウム氏は述べた。
[AppleInsider経由]