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Palm社とApple社が特許侵害訴訟で脅迫する一連の軍事的威嚇の後、カリフォルニア州サニーベールの同社は水曜日、波紋を鎮めようと試みた。
パームのエド・コリガン最高経営責任者(CEO)はトーマス・ワイゼル・テクノロジー&テレコム・カンファレンスの聴衆に対し、同社は「アップルの特許には問題がなく」、他社の特許ポートフォリオを「非常に尊重している」と語った。
このコメントは、トレオメーカーによるタッチスクリーン端末「Pre」の近々発売をめぐってパーム社とアップル社の間で一週間にわたって繰り広げられた口論を受けてのものだ。
カリフォルニア州クパティーノに本社を置くAppleの暫定CEO、ティム・クック氏は、iPhoneの特許を守るために「あらゆる武器を駆使する」と記者団に示唆した。これに対しPalmは、Preがそのような挑戦に耐えられると「確信している」と述べ、同社が携帯電話の基礎となる特許を複数保有していることにも言及した。
コリガン氏はカンファレンスで、Sprintを通じた無線ダウンロード用のwebOSアプリストアを導入すると述べた。しかし、Palmのコリガン氏は、PreユーザーはPalmのストアだけに縛られることはないと述べ、AppleのApp Storeを揶揄しているようにも見えた。
SprintはPreの独占キャリアではないようだ。2009年前半に発売予定のこの端末は、2010年初頭には「その他のキャリアパートナー」からも販売される予定だと報道されている。