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数年にわたる憶測と、その過程での非常に長期にわたる契約交渉を経て、China Mobileはついに本日iPhoneの販売を開始した。
ティム・クック氏は発表会のために北京を訪れ、中国移動の習国華会長とともに顧客にサイン入りのiPhoneを配りました。クック氏は次のようにツイートしました。
北京で中国移動の iPhone 発表会を楽しもう! pic.twitter.com/AqoqLbbeO7
— ティム・クック (@tim_cook) 2014年1月17日
中国移動との提携がAppleにとって実際に何を意味するのか、憶測は飛び交っているものの、AppleのiPhone市場を7億6,300万人の潜在的顧客基盤へと開放することになるので、プラスの動きではないと主張する人はほとんどいない。(これは米国の人口の2倍以上だ!)
2013年第3四半期の売上を分析した調査会社カナリスによると、現在iPhoneがスマートフォン市場シェアのわずか6%を占めるに過ぎない中国において、アップルは中国移動との契約によって同社の競争力が増すことを期待しているという。
中国移動はすでにiPhoneの予約注文を100万件以上受けていると主張しているが、アナリストらはiPhoneの年間販売台数を1,000万台から2,400万台と予測している。
アップルが市場浸透を高めるために他のブランドとの価格競争を始めると予想する人はほとんどいないだろうが、ライバルである中国聯通と中国電信(現在両社ともiPhoneを販売)がすでにiPhone契約に新たな特典を提供するために値下げを行っていることから、補助金をめぐる争いが始まろうとしている可能性は十分にある。
出典:ロイター
出典: CNNMoney