
バーンズ・アンド・ノーブルは、共通のライバルであるアマゾンから書籍小売業界の王者の座を取り戻すため、グーグルと提携することを決定した。
本日より両社は提携し、地元のバーンズ・アンド・ノーブルからマンハッタン、西ロサンゼルス、サンフランシスコ湾岸地域の顧客へ書籍の即日配達サービスを開始し、両社にとってアマゾンの即日配達サービスへの対抗手段となる。
ニューヨーク・タイムズ紙によると、この提携ではGoogleの新しいオンラインショッピング・配送サービス「Google Shopping Express」が活用される。巨大な倉庫で荷物を集荷するのではなく、Googleの配送車が地元のBarnes & Noble店舗から直接注文を受け、仕分けを行い、数時間以内に商品を配達する。
顧客はドライバーの配達時間帯を3~4時間から選択でき、Google Shopping Express会員は無料で利用できますが、会員でない場合は配達1回につき4.99ドルかかります。Amazonの当日配達サービスは、プライム会員の場合は5.99ドル、そうでない場合は9.98ドルです。
グーグルはコストコ、ウォルグリーン、ステープルズ、ターゲットなど18社の提携先を含む配送サービスを近々ブルックリンとクイーンズに拡大する計画だが、バーンズ・アンド・ノーブルのCEOは、この提携はデジタルと物理を結びつけようとする今のところの単なるテストだと述べている。