- ニュース

写真:Apple
市場分析会社モルガン・スタンレーの報告によると、アップルのiOS App Storeからのダウンロード数は前四半期にわずかに減少した。
しかし、iOS ソフトウェアからの収益は増加しており、前年比 15% 増加しています。
iPhoneの需要が鈍化する中、同社は他の収益源を模索しており、ソフトウェア販売はその一つだ。
App Storeにとってあまり良い四半期ではなかった
「少なくとも2015年第1四半期(データが残っている限り)以来初めて、四半期ごとの[App Store]ダウンロード数は前年比5%減少した」とモルガン・スタンレーのアナリストは記している。
iPhoneのアクティブユーザー数が増加しているにもかかわらず、なぜこのような減少が起こっているのかは不明です。Appleは1月に、現在9億台以上のiPhoneがアクティブに利用されており、過去12ヶ月間で7,500万台増加したと発表しました。
ダウンロード数 <> 収益
モルガン・スタンレーのアナリストは投資家へのメモの中で、冷静さを促しているようだ。「ダウンロード数の減少は投資家が注視すべき点だが、必ずしも消費者のアプリ利用動向を示すものではない。App Storeの純収益は、ダウンロード単価(アプリ内購入による)との相関性が高いからだ。」
Sensor Towerのデータによると、売上高は前年同期比で15%増加しました。しかし、App Storeの売上高は前四半期に16%増加しており、今後成長が鈍化する可能性があると示唆しています。しかし、Sensor Towerのアナリストたちは懸念を示しておらず、App Storeの売上高は今後数年間で倍増すると最近予測しています。
前四半期の増加の多くは中国でのゲームによるもので、これはこの国がアップルの収益にとって重要であることのもう一つの証左である。
App Storeのエンターテインメントカテゴリー(ゲームとは別)の収益成長は、ここ数四半期で鈍化している。モルガン・スタンレーは、この原因をNetflixなどの企業がAppleのソフトウェアストアを経由する月額制サブスクリプションを段階的に廃止していることと分析している。Netflixは、Appleが徴収する手数料が高すぎると不満を述べている。
CNBCの Kif Leswing および AppleInsiderより