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写真:Charlie Sorrel/Cult of Mac
Zoom の失態により、以前ビデオ会議アプリをインストールした人の Mac 上で秘密のウェブカメラ共有サーバーが実行される事態となったため、Apple はここ 1 週間ほどで 2 つのサイレント アップデートをリリースしました。
これらのサイレントアップデートは、Appleがユーザーに確認することなくMacに自動的に適用できるセキュリティパッチです。比較的稀ですが、Appleがセキュリティホールをほぼ瞬時に修正できる優れた方法です。特に、ソフトウェアアップデートを一切行わないユーザーにとっては非常に便利です。
でも、もしあなたがMacオタクだったらどうでしょう?こういうことに発言権を持ちたい、あるいは会社のIT部門を担当していて、事前に確認せずに業務用Macに何かがインストールされるのを嫌がる、なんてこともあるかもしれません。そんな時、Appleのサイレントアップデートをオフにすることはできるのでしょうか?はい、できます。やり方は以下のとおりです。
Appleのサイレントアップデートを無効にする方法
サイレントアップデートは、ご想像のとおり、デフォルトで有効になっています。オフにするには、Macのシステム環境設定で設定してください。High SierraではApp Storeパネルの下に、Mojaveではソフトウェアアップデート > 詳細の下にあります。
それを開いたら、次のチェックボックスを見つけます。
システムデータファイルとセキュリティアップデートをインストールする
今後サイレントアップデートが行われないようにするには、チェックを外してください。High Sierraでは以下のようになります。

写真:Cult of Mac
モハベでは:

写真:ジョン・グルーバー/Twitter
Mac の自動アップデートを無効にするとどうなりますか?
サイレントアップデートをオフにすると、それに含まれるセキュリティ修正は、次回手動でソフトウェアアップデートを実行した際に適用されます。ただし、これらのサイレントアップデートは利用可能なアップデートの一覧に表示されないため、しばらく待たなければならない場合があります。そのため、このチェックボックスをオフにする前に、慎重に検討することをお勧めします。概念的な「コントロール」を取り戻すことはできますが、ZoomやZoomマルウェアを悪用した者のような悪意のある人物に、はるかに多くのコントロールを委ねてしまう可能性があります。
第二に、Mac上で何が起こっているのか正確に把握していないことが、他にどれだけあるでしょうか?パスワード、写真、個人文書、金融情報の取り扱いを任せられるほどベンダー(Apple)を信頼しているのであれば、セキュリティホールの修正も任せられるはずです。