新しいスクリーン技術により、今後発売されるMacBookとiPadはこれまでで最も美しくなるかもしれない

新しいスクリーン技術により、今後発売されるMacBookとiPadはこれまでで最も美しくなるかもしれない

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新しいスクリーン技術により、今後発売されるMacBookとiPadはこれまでで最も美しくなるかもしれない
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マックブックプロ
Appleは、今後のMac Book ProとiPad ProのモデルにOLEDではなくMini LEDを採用すると報じられている。
写真:Apple

Apple が長年関心を寄せてきた Mini LED 技術は、早ければ来年にも実現する可能性がある。信頼できる Apple 予測者によれば、この新しいタイプのスクリーンを搭載した MacBook Pro と iPad Pro の両方が開発中だという。

MacRumorsによると、このレポートはミンチー・クオ氏が執筆したリサーチノートに基づいている。TFインターナショナル・セキュリティーズのアナリストである同氏は、完璧な予測実績を持っているわけではないものの、かなり優れた予測力を持っている。

同氏は以前にもAppleがMini LEDを採用すると語っていたが、今日の報道は、Appleのサプライチェーン内の情報筋が依然としてこれら2つのデバイスが発売予定であると考えていることを意味している。

ミニLEDディスプレイの仕組み

従来のフラットパネルスクリーンは、LCD(液晶ディスプレイ)に画像を表示し、LED(発光ダイオード)がバックライトとして機能します。LCDは発光しないため、明るさはLEDによって決まります。

現在の液晶画面には大型LEDが数個しか搭載されていないため、画面の一部を非常に明るく、別の部分を非常に暗くする機能が限られています。そこでミニLEDの出番です。

このタイプのディスプレイには、バックライトとして数千個の小さなLEDが搭載されています。AppleのMini LEDスクリーンには、200ミクロン未満のLEDが搭載される予定です。これにより、表示される明暗の領域を非常に細かく制御できるようになります。

Apple がタブレットやラップトップに OLED ではなくこの技術を選んだのは、製造上のバグがすべて解決されれば Mini LED スクリーンのコストが下がるからだそうです。

しかし、これは新しい技術です。ミニLEDを搭載した最初のテレビは今秋に発売されました。ミンチー・クオ氏によると、Appleは2021年前半までMacBook Proを発売しないとのこと。改良された画面を搭載したiPad Proは、それよりも早く、来年の秋か2021年初頭に発売される見込みです。