レポート: Palm が CES 2009 で新 OS を発表か?

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post-5889-image-d160d5031bcd41cf845794ddc6a13feb-jpg — （クレジット：moov4/Flickr）

利益が急落し、米国市場シェアが縮小したTreoのメーカー、Palm社は、来たるコンシューマー・エレクトロニクス・ショーで巻き返しを図ると宣言している。BusinessWeek誌によると、同社は新しいOSと端末を発表する予定だという。

詳細はほとんど明かされていないが、匿名の情報筋が同誌に語ったところによると、パームは「度々延期されてきた新OSと、新スマートフォンファミリーの第1弾をついに発表する」という。

この情報は、Palm の Linux ベースのソフトウェア Nova を指している可能性がある。同社は Nova を 2008 年に導入すると発表していたが、その後来年に延期された。

プライベートエクイティ会社エレベーション・パートナーズのロジャー・マクナミー氏は、ピーター・バロウズ氏に対し、新型スマートフォンは「市場のどの製品とも異なる」製品であり、「消費者が仕事と遊びをスムーズに融合できる」ようになると述べていると報じた。2007年、エレベーションはパーム社に3億2500万ドルを投資し、同社の株式を取得した。

元アップルのハードウェア部門責任者、ジョン・ルビンスタイン氏が現在、パームの取締役会長に就任している。マクナミー氏は、パームは人気商品を基盤とした企業再生のモデルとしてアップルを参考にしていると述べた。

ビジネスウィーク誌は、パーム社には再建のための無限の時間はないと指摘した。同社は約6四半期分は持ちこたえられるだけの現金（2億1500万ドル）を保有している。