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一度Appleの機嫌を損ねてしまうと、再び好意を取り戻すのは至難の業です。AppGratisはそれを身をもって学び始めています。先週、AppGratisのアプリをApple Storeから削除したAppleは、まだアプリをインストールしているユーザーに対してプッシュ通知を停止することを決定しました。

ユーザーが既にインストールしたアプリの特定の機能をAppleが削除したのは今回が初めてです。AppGratisはAppleがApp Storeの複数の規則に違反していると判断したためApp Storeから追放されましたが、AppGratisはすでに復活に向けて取り組んでいると述べています。

AppGratisはニュースレターを通じて、Appleがアプリのプッシュ通知を停止したことをユーザーに通知しました。TechCrunchによると、AppGratisはユーザーに慌てる必要はないと伝えており、アプリのお得な情報をユーザーに提供するため、毎日配信される特別オファーのニュースレターを開始する予定です。

AppGratisはアプリ発見ツールとして多くの人に認識されているかもしれませんが、今週初め、AppGratisが開発者に多額の広告費を請求し、アプリのプロモーションとApp Storeのランキング操作を行っていたことが明らかになりました。その後、Appleはプッシュ通知の違反とApp Storeを混乱させるような方法でアプリを宣伝していたとして、このアプリを禁止しました。

AppGratisのCEO、Simon Dawait氏は本日のブログ投稿で、同社はニュースレターを立ち上げ、HTML5ウェブアプリを公開することでApp Storeを回避する計画だと説明した。

さらに嬉しいことに、私たちは原点に立ち返りました。何百万人もの購読者を抱える、最高にクールな日刊ニュースレター。そしてもうすぐ、これまでに見たことのない最新かつ最高のHTML5ウェブアプリが登場します。この2つは私たちが完全に所有するものであり、誰にも奪うことのできないものです。ですから、1週間前に私たちの終焉に関する報道は大げさだと言ったのは、冗談ではありませんでした。 全く冗談ではありません。AppGratis は始まったばかりなのです。

AppGratisが開発者から金銭を受け取ってアプリを宣伝し、App Storeで上位表示させている限り、Appleが彼らを再びApp Storeに復帰させることはないだろう。AppGratisはAppleのApp Chartsの信頼性を損なっており、Appleがすぐに許すことはないだろう。当面は、AppGratisが自社のゲームをGoogle Playに移行するという選択肢もある。

出典: TechCrunch