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昨日お伝えした、3G内蔵のMacBook Proの素晴らしいプロトタイプは、入札額が7万ドルという驚異的な額に達した後、昨夜Appleの要請によりeBayから削除されました。しかし、出品者はMacRumorsフォーラムにデバイスの詳細を投稿しており、MagSafeのような磁気式アンテナが搭載されていることが分かりました。
このMacBook Proのプロトタイプについて、誰もがもっと知りたがっています。そこで「evilroot」氏はMacRumorsフォーラムに参加して以来、デバイスの説明に加え、可能な限り多くの情報を投稿し続けています。このノートブックで最も興味深いのは、もちろんそのアンテナです。彼は、このアンテナはよく設計されていると考えています。スレッドを読んでいると、アンテナが一番話題になっているようです。主に「醜い」という意見が目立ちます。実際に見ると、なかなか良くデザインされていて、Appleの他のデザインと違和感なく調和しています。
アンテナは高くて派手に見えるかもしれませんが、最初の写真で想像するほど大きくはありません。
正直なところ、アンテナが見苦しいという話のほとんどは、私が写真を撮った角度のせいだと思います。アンテナは大きく見えますが、実際にはかなり小さく、伸ばした状態でディスプレイから5cmほど突き出ているだけで、厚さは1~2mm程度です。
最も興味深いのは、アンテナが磁石でデバイスに固定されていることです。MagSafe機能に使われているようなもので、取り外しも比較的簡単です。MacRumorsが指摘しているように、磁気アンテナはAppleが2008年に特許を取得した機能で、ノートパソコンの筐体の外側に設置することで受信を妨げないように設計されていました。
Apple の特許には次のように記載されています。
アンテナを導電性ハウジングから延長した位置に配置した場合、アンテナの送信および受信効率が向上する可能性があります。
磁気アンテナの背後にある考え方は、MagSafeアダプタの背後にある考え方と全く同じです。つまり、マシンへのダメージを防ぐことです。Appleは、ユーザーが電源コードにつまずいてMacBookを引っ掛けてしまうことを防ぐのと同じように、アンテナをぶつけて折れてしまうことも避けたいと考えており、そのためアンテナは簡単に取り外せるように設計されています。
いいアイデアだけど、気づかないうちに落としてしまってアンテナを失くしてしまうことはよくあることじゃないかな?もしかしたら、これが3Gアンテナ搭載のMacBookがまだ見られない理由の一つなのかもしれない。