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問題:iPhoneで素晴らしい写真が撮れるのに、太陽光が当たると画面が見づらい。そんな時、iPhoneの画面に吸い付くような巨大な接眼レンズがあれば、太陽光を遮断したファインダーが手に入ります。その名も「Daylight Viewfinder」。Kickstarterで配信中です。
Daylight Viewfinderはシンプルながらも独創的です。使い方はiPhoneの画面に貼り付け、ひねって空気を吸い出すだけです。レンズを覗くと、通常のカメラ映像が216 x 612ピクセルに縮小された画像が見えます。つまり、132,192ピクセルのビューが得られます。これを、カメラメーカーが数字を大きく見せるために用いるドット数(1ピクセル=3ドット)に換算すると396,576となり、これは私がパナソニックGF1で使っているLVF1外付けファインダーの202,000ドットのほぼ2倍です。つまり、AppleのRetinaディスプレイは、拡大鏡を使って近くで見ても鮮明な画質を維持しているということです。
一体誰がそんなデバイスを欲しがるでしょうか?確かに屋外撮影は良いシナリオですが、とりあえず散発的に撮影して、後で駄作を消すという方法もあります。暗い場所もファインダーを使うのに適した場所です。画面を見るためではなく、ファインダーを使うことでカメラを頭に固定し、手ブレを防ぐことができるからです。
これはニッチな製品とまではいかないまでも、特殊な製品になる可能性が高いですが、Kickstarterはまさにそのためにあるのではないでしょうか? 最終的な小売価格は30ドルで、支援の早さに応じて20ドルまたは24ドルで購入できます。
出典: Kickstarter
出典: PetaPixel