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アナリストは火曜日、不況への対応として、Appleが来たるMacworld Expoで2種類のネットブックを発表すると予測した。これらのデバイスは、App StoreとiTunesへの依存というiPhoneの道を辿る可能性が高い。
テクノロジー・ビジネス・リサーチ社のアナリスト、エズラ・ゴットハイル氏は、コンピュータワールド誌が火曜日に報じたところによると、アップルが1月の展示会で2種類の低価格コンピュータを発表すると予想している。景気の悪化とネットブックへの消費者の関心の高まりが、この決定を後押ししているとのことだ。
「ネットブックは現実味を帯びており、一定の支持を得ているようだ」とアナリストは同誌に語った。ディスプレイリサーチは先週、ネットブック市場が第3四半期に160%成長したと発表した。この分野に参入するコンピューターメーカーの中で、Appleは「唯一の例外」と評された。
ネットブックは1月に発表されたものの、開発者コミュニティが形成されるまでの時間を確保するため、2009年半ばまでは出荷されないだろうとアナリストは示唆した。
最新情報:「Appleがネットブックを発売したら、大きな経済的打撃になるだろう」と、独立系金融アナリストのアンディ・ザキー氏はCult of Macに語った。Appleはネットブックを発売すれば自社製品との競合となり、利益率が低下するだろうと彼は述べた。
ゴットハイル氏は最近、投資家に対し、アップルが2009年の最初の6カ月以内にネットブック市場に参入する見込みだと語った。しかし、カリフォルニア州クパチーノに本社を置く同社は、単に改良されたMacBookを提供することはできない。
ゴットハイル氏は、新デバイスのアップデートにはアップル独自の「クローズドシステム」を採用し、ソフトウェアにはiPhoneのApp Store、アップグレードにはiTunesを採用する可能性があると述べた。
アナリストは、Appleの最初のネットブックはMacBook Airに似たものになると述べ、同様の憶測を裏付けている。2つ目のネットブックの価格は599ドル前後になる見込みだ。
ゴットハイル氏は、ネットブックがMacBookの売り上げに悪影響を与える危険性があると警告した。