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写真:Sergey Galyonkin/Wikipedia CC
Appleは来年、バーチャルリアリティ(VR)分野で追い上げを迫られるかもしれない。Oculus、Samsung、Sonyはすでに自社ブランドのVRヘッドセットや技術を売り出している。
バーチャルリアリティ(VR)は次なる大ブームです。そのため、今度のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)では、間違いなくVR関連製品が大量に展示されるでしょう。しかし、あるアナリストは既に、クパチーノがVR分野で新たなヒット商品を生み出す可能性について予測を述べています。
AppleはApple Watchに落ち着く前にすでに仮想現実ヘッドセットの実験を行っており、また昨年5月にはクパチーノで拡張現実企業Metaioを買収しているため、世界最大のテクノロジー企業が近いうちにVR分野に参入する可能性もある。
FBR & Coのダニエル・アイブス氏は、Appleは2016年に「自社の戦略と買収を通じて、仮想現実(VR)/拡張現実(AR)分野に非常に積極的に取り組むだろう」と述べている。アイブス氏によると、この動きは既存のiPhoneエコシステムの自然な発展を示すものだという。
AppleとVR
ドローンやApple Watchのようなウェアラブルデバイスも今や人気急上昇中だ。しかしアイブス氏は、VRがまさに今、消費者にとっての新たな人気製品になりつつあると考えている。
アイブス氏は、「何年もの開発期間を経て、テクノロジー業界は、Oculus Rift、HTC Vive、PlayStation VR が VR システムのリリース準備を進めており、2016 年に消費者市場に登場する予定の待望の仮想現実システムを初めて目にすることになるでしょう」と語った。
最近のAppleは、「最先端」段階をはるかに超えた製品サイクルに飛び込む傾向にあります。Apple TVやApple Watchのような注目の新製品カテゴリーに自社の独自性を投入し、Appleらしい洗練されたデザインを施せるようになるまで、Appleは待つことを好んでいます。Samsung GearゴーグルやGoogle Cardboardユニットがどれだけ市場に出回っていても、Appleが低品質のVR体験を急いで市場に投入するとは考えにくいでしょう。もちろん、拡張現実(AR)とHoloLensに独自の焦点を当てているMicrosoftを無視することはできません。
状況が変化するにつれ、Apple が近いうちに VR 分野に参入する可能性が高いと考えられます。
出典:バロンズ