写真業界の次の目玉はiOS 6のパノラマ機能かもしれない [オピニオン]

写真業界の次の目玉はiOS 6のパノラマ機能かもしれない [オピニオン]

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写真業界の次の目玉はiOS 6のパノラマ機能かもしれない [オピニオン]
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パノラマ iPhone 5

私たちはすでに画像に執着する文化に陥っています。コダックのブラウニーカメラから、誰もがポケットに収まる高解像度のスマートフォンカメラまで、現代のインターネット時代は膨大な量の画像データを生み出し、それらはすべてInstagramやFacebook、そしてFlickrやPicasaといったソーシャルネットワークを通じてフィルタリングされています。

本日の iPhone 5 発売で注目すべき点の 1 つ、「パノラマ」を見逃さないでください。

確かに、パノラマ写真を撮れるサードパーティ製アプリは既にたくさんあります。しかし、誰もがポケットに持っているカメラ、iPhoneの標準アプリには、どれも搭載されていません。今朝のApple基調講演で紹介された28メガピクセルのパノラマ写真など、誰もがこの巨大な写真を撮影し、共有したくなるでしょう。

これは、インターネット上の画像に対する私たちの共通認識にどのような影響を与えるでしょうか?新型iPhoneを手にする人が増えるにつれ、写真にもっと多くの視覚情報が含まれることを期待するようになるでしょう。すべてのホスティングサイトは、これらのより大きく、よりワイドな画像フォーマットをサポートする必要が出てくるでしょう。Facebook、Instagram、そして新しいスタートアップ企業は、高速パノラマサポートを提供することで、写真共有ゲームに参入し、勝利を収めるかもしれません。

テレビの4:3から16:9への移行と同じように、iPhone 5のこの静かな進化も、おそらくさりげなく、しかし確実に実現していくでしょう。個人的には、待ちきれません。

結局のところ、Appleは競合他社よりもテクノロジーをシンプルかつ使いやすくすることに長けています。パーソナルデバイス市場におけるAppleの成功は、まさにその努力の成果です。Appleは常に、人々がシンプルかつ手間なく使えるテクノロジーを作ることを目標としてきました。iPhone 5と新型iPod touchが、まるでチンパンジーのようにシンプルなパノラマ写真を撮影・共有できるようになったことで、写真とは何かという私たちの認識は大きく変わろうとしています。