- ニュース

写真:ジム・グールド/Twitter
ティム・クック氏は月曜日の夜、ニューヨーク市で行われたセレス30周年記念ガラでの基調講演で、持続可能性と再生可能エネルギーに対するアップルの取り組みについて語った。
セレスは、企業と協力して環境問題に取り組む持続可能性を追求する非営利団体です。クック氏は、Appleが気候変動との闘いを機会と捉えている理由を説明しました。
「私たちは気候変動をリスクではなく、チャンスと捉えています」とクック氏は聴衆に語ったと報じられている。「サプライチェーンのパートナーと共に、新たな価値ある能力を開発するチャンスを見出しています。そして、それが正しい行動だからです。」
企業には、革新性と機敏性を活かして気候危機への対応を主導する責任があります。Ceresの尽力と今回の受賞、そして私たち全員を前進させてくれた@LisaPJacksonとチームの皆様に感謝申し上げます。???
— ティム・クック(@tim_cook)2019年10月22日
彼はまた、Appleが自社施設の電力を100%再生可能エネルギーで賄うという目標を達成できた理由についても語った。基調講演を頻繁に行うクック氏の発言は称賛を浴びた。
イベント後、クック氏はツイートで次のように述べました。「企業には、イノベーションと機敏性を活かして気候危機への対応を主導する責任があります。Ceresの取り組みと今回の受賞に感謝します。そして、私たち全員を前進させてくれた[Appleの環境担当副社長リサ・ジャクソン氏]とチームにも感謝します。」
気候変動:ティム・クックの持続可能性への旅
ティム・クック氏のリーダーシップの下、Appleは環境への取り組みを積極的に推進してきました。彼がCEOに就任する前、Appleは環境意識の欠如を頻繁に批判されていました。グリーンピースはAppleを「最も環境に優しくない」テクノロジー企業と評しました。しかし、クック氏はこの状況を変えるのに貢献しました。2013年、Appleは自社のデータセンターをすべて再生可能エネルギーで稼働させると発表しました。クック氏がスピーチで指摘したように、現在、Appleの施設の電力は100%持続可能なエネルギーで賄われています。Appleはまた、サプライチェーン全体で持続可能なエネルギーの利用を推進しています。
同社は環境への取り組みを他分野にも拡大しています。例えば、デンマークのオーフス大学とバイオガス研究に関する契約を締結したほか、中国で100万エーカーの森林を管理する複数年プロジェクトに資金を提供しています。