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Mozillaは火曜日に、パスワードの漏洩と再利用を防ぐための改良されたパスワードマネージャーを搭載したFirefox 76をリリースしました。Firefox 76では、パスワードが他のウェブサイトで使用されている場合にユーザーに通知するほか、パスワードが何度も使用されている場合にも警告が表示されます。
このアップデートには、ピクチャーインピクチャー機能も追加され、ユーザーは他のサイトを閲覧しながら小さいウィンドウで動画を視聴できます。Firefox 76ではAudio Workletsがサポートされたため、Firefoxユーザーは追加のダウンロードなしでFirefoxブラウザ内でZoom通話に参加できます。
Mozillaのパスワード管理ツール「Firefox Lockwise」は、パスワードの再利用時に警告を表示するようになりました。今回のアップデートでは、Lockwiseは新しいパスワードをよりスムーズに生成し、自動入力するようになりました。
Firefox ロックワイズ
以前は Lockbox として知られていた Lockwise は、ストリーミング サービスや配信サービスなどのパスワードを生成、管理、保護します。
Firefox 76 の Lockwise では、「ログインとパスワード」ページでパスワードが公開される前に、デバイスのメイン アカウント パスワードを要求することで、保存されたパスワードを保護できるようになりました。
オンライン アカウントが侵害された場合、Web サイトのアドレスの横に脆弱なパスワードの警告アイコンが表示され、ユーザーに侵害の詳細とともに通知されます。
Lockwiseは、12文字以上のランダムな文字、数字、記号を組み合わせた安全なパスワードも生成できるようになりました。ユーザーが新しいアカウントを作成すると、Lockwiseは新しいパスワードを生成して保存するかどうかを尋ねます。
Mozillaによると、Firefoxのアクティブユーザー数は約2億5000万人です。Mozillaは4週間ごとにFirefoxの新バージョンをリリースしており、Firefox 77は現在6月にリリースされる予定です。
Mac 版 Firefox 76 はこの Web サイトからダウンロードできます。