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写真:BOOM! Studios
デッドラインは週末、アップルがジェイク・ギレンホール主演のグラフィックノベル『スノー・ブラインド』の映画化権を取得したと報じた。
この映画(および原作となった2017年のグラフィックノベル)は、ティーンエイジャーのテディが、家族が長年証人保護プログラムに加入していたことを知る物語です。復讐心に燃えるある人物が、家族を探し出すことに成功します。
『スノー・ブラインド』は、2018年の『ギルティ』で知られるグスタフ・メラーが監督を務め、初の英語映画となります。脚本は『モンスターはささやく』の著者パトリック・ネスが担当します。原作は『ザ・キッチン』のオリー・マスターズによるグラフィックノベルです 。
コロナウイルス禍におけるApple TV+映画と入札
報道によると、Appleは6つのスタジオが映画化権獲得を目指して熾烈な入札合戦を制したという。Deadlineの記事は、新型コロナウイルスの流行下における売却に至るまでの交渉プロセスの詳細を以下のように伝えている。
パンデミック下のピッチングでは、入札希望者にはピッチの録画動画へのリンクが送られ、ギレンホールと監督による紹介が行われました。ネスはマルチメディアプレゼンテーションで購入者にストーリーを解説し、COVID-19時代の企画の方向性を示すような内容でした。この形式と、映画『プリズナーズ』と『ランニング・オン・エンプティ』を融合させたようなピッチに、町の人々は熱狂的に反応しました。ギレンホールはその後のZoomミーティングにも参加しました。
これは、Appleが買収した数々のA級映画の最新作です。今年初めには、サミュエル・L・ジャクソンらが出演する『ザ・バンカー』でApple TV+初の映画配信を開始しました。先週は、トム・ハンクスが主演・脚本を務める第二次世界大戦を描いた『グレイハウンド』を配信開始しました。また、アントワーン・フークアとウィル・スミス主演の『エマンシペーション』 、そしてマーティン・スコセッシ監督の新作『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(レオナルド・ディカプリオとロバート・デ・ニーロ主演)も買収しています。
AppleはNetflixやDisney+といったサービスに比べると映画の配信数では依然として劣勢ですが、質の向上でその差を埋めようとしているのは明らかです。 『スノー・ブラインド』が Apple TV+でいつ配信されるかは今のところ不明です。