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写真:ポール・ドラモンド CC/Cult of Mac
関係筋を引用した新たな報道によると、アップルは2024年に同社初の自動車の量産を開始する予定だ。クパチーノは現在、LGエレクトロニクスやトヨタを含む複数のサプライヤーと部品供給について協議を行っている。
Apple Carをめぐる噂は何年も前から出回っており、同社が開発と人材に多額の投資をしたという主張にもかかわらず、いまだに車が実現するのを目にしていない。
アップルは2017年に、サードパーティ製の車両に統合可能な他の運転技術に注力するため、自動車開発計画を縮小したと報じられた。しかし、わずか数年後、アップルは自社製のアップルカーを開発する計画を再開した。
現在、新たな報道によれば、Apple 初の自動車は 2024 年に量産に入る可能性があるとのことです。
アップルカーがついに登場?
「自動車用チップやその他の部品が世界的に不足する中、アップルは2024年までに『アップルカー』の量産に備えるため、アジアのサプライヤーや自動車メーカーを訪問すると噂されている」とDigitimesは独自の情報筋を引用して報じている。
同社は、特定の自動車部品をめぐってトヨタ、LGエレクトロニクス、そして韓国のサプライヤーであるSKグループと協議を開始したとみられている。以前の報道では、アップルはバッテリーメーカーとも協議中であると報じられていた。
この最新の主張は、Appleの技術担当副社長であるケビン・リンチ氏が先月、Appleの自動車プロジェクトに異動になったと報じられた後に発せられたものだ。この異動は、今年初めにチームが「複数のトップマネージャー」を失った後に行われた。
長年の憶測と数え切れないほどの紆余曲折を経て、Appleの自動車プロジェクトはついに前進しつつあるようだ。ただし、DigitimesはAppleに関する噂をあまり報じていない点に注意する必要がある。
より信頼できる情報筋によると、アップルカーは早くても2025年まで発売されないだろうという。もし発売されれば、アップルにとって大きなインパクトとなる可能性があり、あるアナリストは同社の時価総額が3兆ドルを超えると予測している。