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VerizonとGoogleは、AppleのiPadに対抗するタブレット端末の開発に協力していると報じられています。詳細はほとんど明らかにされていませんが、VerizonのCEOであるローウェル・マクアダム氏はウォール・ストリート・ジャーナルに対し、この端末はGoogleの膨大なコンテンツライブラリを活用すると述べました。
「Googleがアーカイブに保有するあらゆる技術をタブレットに搭載し、素晴らしい体験を提供できるか検討しています」とマクアダム氏は同紙に語った。GoogleのAndroidについては言及されなかったものの、VerizonはAppleのiPhoneに対抗するため、この携帯電話向けOSを積極的に活用してきた。同様に、Verizonの幹部は、iPad向けの米国3Gネットワークの提供においてライバルのAT&Tに遅れをとっていることを認めたが、2010年末までに4Gネットワークの大部分を整備する予定だと述べた。
マクアダムズ氏は、ヘビーユーザーほど料金が高くなる段階的価格設定のコンセプトも支持した。「デバイスごとに1つの料金プランという古いモデルは消滅するだろう」と同氏は同紙に語った。AT&Tは現在、iPad向けにデータ無制限プランを提供している。
CEOの発言は、VerizonのCDMAネットワークが今年後半に新型iPhoneにアクセスできる可能性があるとの憶測の中でなされた。Verizonの長年の広告会社は、Appleの第4世代iPhoneの発売に向けたキャンペーンを展開していると報じられている。
[AppleInsiderとウォールストリートジャーナル経由]