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ライオンやトラと仲良くやっていける億万長者が、スティーブ・ジョブズのAppleのやり方を大絶賛するなんて、なんだか心が温かくなりませんか? リチャード・ブランソンなら、AppleのCEOだったらきっと違うやり方をするでしょうね。従業員に怒鳴ったり、コントロールフリークになったりはしないでしょう。そう、ヴァージン・グループのCEOなら、まるで「I'm OK, You're OK」の詩から生まれた、もっと優しく穏やかなAppleを創り上げるでしょう。
ブランソン氏は自身のブログのインタビューで、ジョブズ氏は好きだが、アップルの従業員に対する彼の扱い方は気に入らないと語った。
スティーブ・ジョブズを尊敬していました。彼は私とは全く違っていましたが。ミスをした従業員にはよく怒鳴りつけていました。権限委譲もほとんどせず、私が信じているルールをすべて破りました。どういうわけか、それが彼にとってはうまくいっていたのです。Appleは世界最高のブランドの一つです。
私はほとんどの時間をThe Elders(南アフリカのNGO)のような活動に費やしていますが、ヴァージンにとって重要なこと、例えば主要幹部の採用などにも力を入れるようにしています。2時間近く続く渋滞で車を待っている間、グループのCEOであるジョシュ・ベイリス氏に車の後部座席でインタビューしました。今では彼はお金を稼いでいるので、それを私が使うことができます。ビジネスでは、人に任せることを学ぶことが不可欠です。良いことをさせ、失敗をさせる覚悟が必要です。
確かに、ジョブズはカリフォルニア州クパチーノの従業員やビジネスパートナーからしばしば威圧的な人物と見なされていた。しかし、彼のマネジメントスタイルはそれだけではない。ブランソンはそれを無視している。ブランソンは、ジョブズは責任を委譲し、従業員にミスを許していたと述べている。全く問題ない。それが「違い」の意味なのだ。
しかし、ブランソンはこう言います。「人を批判するのは逆効果だと思います。良いリーダーとは、人の最善の努力を称賛する人であり、批判する人ではありません。」では、なぜジョブズのマネジメントスタイルを批判するのでしょうか?特に、つい最近亡くなったジョブズがそうなのです。
どう思いますか?ブランソンはここで場違いなことを言っていませんか?