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iPadは発売当時から、前面カメラが搭載されていないことで目立っていました。Appleがそれを検討していたのは明らかです。iPadのフレームには、標準のiSightカメラがぴったり収まる空洞があるのです。なぜ彼らは採用しなかったのでしょうか？今となっては、Appleが初代iPadにカメラを搭載しなかったのは、FaceTimeビデオチャットの標準規格がまだ整っていなかったからであることは明白です。当時、Appleの競合他社だけが活用できるハードウェアをiPadに搭載するのは、あまりにも愚かな行為だったと言えるでしょう。
iPhone、iPod Touch、Mac向けのFaceTimeがリリースされた今、iPadが次のターゲットとなるのは明らかです。新たな報道によると、既存のiPhoneカメラサプライヤーであるOmnivisionがiPadのカメラ開発も担当する可能性があるとのことです。
この憶測は投資会社デトワイラー・フェントンによるもので、同社は次世代iPadには5MPメインカメラとVGAカメラの2つのカメラが搭載されると予測しています。さらに同社は、Appleが2011年第1四半期に第2世代iPadを250万台生産し、4月の発売を目指すと予測しており、これらのiPadにはApple独自設計の強化されたCPUが搭載されると述べています。
デトワイラー・フェントン氏が第2世代iPadに背面カメラを搭載すべきだと主張している点には、完全には納得できない。Appleは初代iPadに簡単に搭載できたはずなのに、そうしなかった。つまり、iPadのフォームファクタでは外界のスナップショットを撮るのに適さないと考えているのは明らかだ。残りの点は、かなり分かりやすい推測に思える。とはいえ、iPadがiPad 2で既に明らかだった限界を少しだけ押し広げたとしても、私は驚かないだろう。
