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6月のWWDCで新型MacBookが登場することは周知の事実ですが、スペック面での強化は限定的で、Intelの新しいHaswellプロセッサによる約8%のパフォーマンス向上とバッテリー効率の向上が期待されています。特に期待するほどのことではないですよね?
実はそうではありません。Haswellのシリコンには、超強力なアップデートが隠されています。Intelの超強力な統合型グラフィックス、Irisです。これにより、Haswellのポリゴン数は前世代と比べて200%も増加します。MacBook AirのグラフィックスはRetinaディスプレイに対応できるほど強力になります。
Intel は現在、新しい Iris グラフィックスにより、HD 3000 や HD 4000 などの Intel の現在の統合グラフィックス ソリューションに比べて 3D パフォーマンスが 2 倍向上すると自慢しています。また、OpenCL、DX11.1、OpenGL4.1、3 画面コラージュ ディスプレイ、4K UltraHD ディスプレイ解像度などもサポートされており、つまりウルトラブックは突然 3840 x 2160 の解像度に対応できるようになります。
わかりましたか?次のMacBook Airは、画面やバッテリー技術はともかく、Retinaディスプレイ搭載MacBook Airを支えるグラフィック性能は備えています。いよいよ準備が整いつつあります。
IntelのIrisには2つのバージョンがあります。1つはIntel Iris Graphics 5100で、これはIntel第4世代Core i7-4000UシリーズCPU(おそらく次期MacBook Airに搭載されるチップ)に搭載されます。もう1つはIntel Iris Pro Graphics 5200で、これはより厚みのあるラップトップやオールインワンに搭載される予定です。
出典:ギズモード